・TRX(トロン)の購入方法が知りたい方
・TRX(トロン)の特徴が知りたい方
2017年大手取引所で行われたICOでは、30秒で5億枚が売り切れたという人気を誇るTRX(トロン)トークン。
今回は国内取引所の資産を送金し、海外取引所でTRXを購入する方法を紹介していきます。ブロジェクトについても解説するので興味のある方はご覧ください。
TRX(トロン)とは?
通貨名 | トロン(TRX) |
創始者 | ジャスティン・サン |
価格 | ¥8.76 |
時価総額 | ¥804,279,128,947 |
時価総額ランキング | 15位 |
発行枚数上限 | 1,000億枚 |
公式サイト | https://tron.network/ |
トロンとは、ジャスティン・サン氏が設立したTRON財団が運営しているプロジェクトです。
独自トークンTRXを発行しています。
TRX(トロン)はクリエイターが動画、音楽などのデジタルコンテンツを配信したり、DAppsの開発や個人のICO開催が可能なブロックチェーン上のプラットフォームです。分散型(非中央集権型)のプラットフォームなので権限は個人にあると言えます。YouTubeやtiktok、NOTEのような運営者がいるプラットフォームとは異なり、利用手数料が必要だったりサーバートラブルが起きるなどの心配はありません。
広告中心の収益化を目指す必要がなく、より自由に、より純粋にコンテンツの質を高めることができます。
TRX(トロン)の特徴は?
TRX(トロン)は、投票権を持つ人により委任された人が、ブロックの生成を行うDPoSといった仕組みを採用しています。
クリエイターや開発者、事業家などいろんなジャンルの方が集まるプラットフォームです。
DPoSは投票で承認者を決めるという仕組みなので、民主的であるといわれています。この仕組みは、節電や処理速度が速くなるといったメリットがあります。
TRX(トロン)の特徴をご覧ください。
・クリエイターが活動できるプラットフォーム
・個人でICOの開催が可能
・DApps(分散型アプリ)の開発・利用が可能
・処理速度が速い
順に解説していきます。
クリエイターが活動できるプラットフォーム
先ほども記載した通り、TRX(トロン)はクリエイターが動画、音楽などのデジタルコンテンツを所有・配信・販売ができるプラットフォームサービスです。
イメージとしてはYouTubeに近いですが、大きく異なる点があります。
YouTubeは中央集権型といって管理者(運営者)が存在するプラットフォームですが、トロンは分散型(非中央集権型)なので管理者が存在しないプラットフォームになります。
分散型(非中央集権型)には以下のようなメリットがあります。
・無駄なコストが発生しない
・コンテンツ作りに集中できる
・トラブルが発生しにくい
自由だからこそクリエイターの力を最大限に引き出せそうですね。
個人でICOの開催が可能
TRX(トロン)では個人でICOを開催することができます。
ICOとは、「イニシャル・コイン・オファリング」の略称で、暗号資産を利用し資金調達を行う方法の一つです。
クリエイターは活動資金をICOで獲得することが可能です。また、ユーザーがクリエイターのトークンを購入した場合、そのクリエイターが有名になり成功するとトークンの価値も高まることが予想でき、大きな利益につながる場合があります。
クリエイターとユーザー双方にメリットがある魅力的なシステムですね。
DApps(分散型アプリ)の開発・利用が可能
トロンでは、DApps(分散型アプリ)を開発・利用することが可能です。
DAppsとは、分散型アプリのことで管理者を必要としないサービスを提供するアプリケーションのことです。
このようにDAppsが配信されており、その数はなんと500種類以上あります。
処理速度が速い
TRX(トロン)は処理速度が速いと言えます。以下の表をご覧ください。
トークン名 | 処理可能件数(毎秒) |
---|---|
SOL | 50,000件 |
AVAX | 4,500件 |
TRX | 2,000件 |
XRP | 1,500件 |
ETH | 16件 |
BTC | 16件 |
このように上には上がありますが、XRPがかなり速いので、それより処理件数が多いTRXは優秀だと言えます。
TRXを取り扱うにあたり、処理速度が遅くてイライラするという心配はなさそうですね。
TRX(トロン)の購入方法
ではTRXの購入方法を解説してきます。
TRX(トロン)の購入手順は、、
- 国内取引所で資金を用意
- XRPを購入し海外取引所へ送金
- XRPを売ってUSDTに変える
- USDTでTRXを購入
とても簡単で、海外取引所は日本語にも対応しているのでご安心ください。
それでは以下をご覧ください。
国内取引所の口座を準備
まずは国内取引所の口座をご用意ください。
どこの取引所でも構いませんが、私は出来高が多くセキュリティ体制が整っているコインチェックをおすすめします。
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コインチェックはかなりシンプルな作りになっているので、操作しやすいかなと思います。
海外取引所の口座を準備
海外取引所はMEXCがおすすめです。
理由は出来高が高く、現物の取引手数料が現時点で無料だからです。もちろんTRX(トロン)も上場しています。
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MEXCは日本語に対応しており、初心者の方も使いやすいと思います。
メールアドレスがあればすぐに登録できます。
国内取引所でXRP(リップル)を購入
コインチェックでXRPを購入する方法を大まかに説明しておきます。
手順は、、
- ログインして、画面上の「ウォレット」を押す
- ウォレットページの「XRP」を選択して、価格チャートの下にある「XRP」を押す
- 購入を押し、購入したい金額を入力する
- 「日本円でXRPを購入」を押して購入完了
購入画面は以下の画像を参考にしてください。
送金用にXRPを選ぶ理由は送金手数料が安く、送金スピードが速いからです。よくBTCで送金の解説をしているサイトがありますが、手数料が高い上、送金スピードも遅いので気を付けましょう。
海外取引所へ送金し、TRX(トロン)を購入
XRPを購入したら海外取引所へ送金しましょう。
手順は、、
- MEXCのXRP入金ページを開く
- コインチェック ウォレットページの「XRP」を選択して、「送金」を押す
- アドレスやメモなどを入力し「次へ」を押す
- 「認証して送金する」を押して送金を完了させてください。
数分経つと送金が完了するので、MEXCに送られてきたXRPを売却し、TRXを購入してください。
現物コインの売買は「取引」ページでコインを選択して数量を確認し「購入(売却)」を押しましょう。
購入画面は以下の画像を参考にしてください。
個人のウォレットへ送金したい場合は?
個人のウォレットへ送金したい場合はトロンネットワークに対応しているウォレットを作りましょう。
現時点でメタマスクは対応していないようです。私はSafePalウォレットをおすすめします。
海外取引所の出金ページにて、赤枠のアドレスを入力し送金しましょう。
TRX(トロン)の今後は?(ロードマップ)
TRX(トロン)のロードマップは以下になります。
名称 | 期間 | 概要 |
---|---|---|
1.Exodus(旅立ち) | 2017年8月~2018年12月 | P2Pや分散型コンテンツモデルを通してユーザーが自由にデータをアップロードし、蓄積、配布できる仕組み作り |
2.Odyssey(冒険) | 2019年1月〜2020年6月 | クリエイターがトロンを利用したいと思える報酬システムを構築 |
3.Great Voyage(大航海) | 2020年7月〜2021年7月 | トロンのシステム管理に関する問題解決 |
4.Apollo(アポロ) | 2021年8月〜2023年3月 | トロンを利用するクリエイターによる独自トークンを発行できる仕組みの構築、またその実用化のために問題解決を図る |
5.Star Trek(スタートレック) | 2023年4月〜2025年9月 | 分散型システムによる、オンラインゲームのプラットフォームの実用化 |
6.Eternity(永遠) | 2025年4月~2027年9月 | ゲーム開発のためにクラウドファンディングを設けるなど、オンラインゲームのプラットフォームをさらに発展させる |
このように2027年9月までの計画を発表しており、まだ成長段階といえます。
今後さらに機能が充実していくことが予想できます。
非中央集権型がメジャーになっていけば、TRX(トロン)の需要も今まで以上に高まり、トークンの価格にも影響していくかもしれませんね。
最後に
今回はTRX(トロン)の購入方法やプロジェクト内容について解説しました。
TRX(トロン)はObikeやBitTorrentをはじめ、多くの大手企業と提携し開発を進めています。
今後開発が進み、投資海外の層にも周知されていくといいですね。