GNANAに興味はあるが手数料の関係もよく知らず変換するのは少し不安がある。しっかりと理解してから変換したいな。
BSCランキングのトップ10入りを果たし、注目が集まるApeSwapにはGNANA(ジーナナ)というリフレクトトークンが用意されています。
このトークンは注目が集まり始めていますが、まだ正しく理解していない方も多いと思いますので、興味のある方は読み進めてください。GNANAについて詳しく解説していきます。
GNANAとは?
GNANAはApeSwapを心から愛するコミュニティに特別な報酬を与えるために設計されたトークンです。つまりBANANAを長期保有する人にとっては大変魅力的なシステムと言えます。
「GNANAホルダーは真の類人猿であり、当エコシステムでのVIP扱いに期待してください。」と言うようなフレーズも公式サイトに載っていました。
以下に基本的な情報をまとめておきます。
$GNANA
・長期保有者向けのトークン
・購入、プールの移動、送金、売却などを行う際手数料がかかる
・短期目線だと損する可能性が高い
・IAO(Initial Ape Offering)で使えるトークン
・GNANA専用の高APRプールが用意されている
・コントラクトアドレス(0xddb3bd8645775f59496c821e4f55a7ea6a6dc299)
まずは、これくらい知っておけば大丈夫です。以下でさらに掘り下げて解説していきます。
手数料はどれくらいかかる?
GNANAは、ApeSwapにてBANANAと交換することで手に入れることができます。
1BANANA=0.7GNANAの交換になります。
つまり30%の手数料がかかります。この時点でブラウザを閉じる人が続出しそうですが、まあ落ち着いて読み進めてください、笑
購入時に30%の手数料がかかっているのですが、厳密にいえばGNANA→BANANAに戻した時30%の手数料が確定すると私は考えています。
「同じでしょ」と思うかもしれませんが全然違います。
なぜかと言うと、、1GNANAの価値は1BANANA×1.389という計算式があるので、交換の時点で単純に価値が30%ダウンというわけではありません。
ややこしいので計算式の表記は省きますがこの計算式に当てはめると、BANANAで所持しているときの97.23%くらいの価値になりますが、それくらいのダウンで高APRのGNANA専用プールに預ける権利が得られます。
つまりGNANA→BANANAに戻さず長期でGNANAを保有しプールに預けている人は、かなりおいしい思いをしています。
重要なことなので長々と説明しましたが、以下で簡潔にまとめます。
・購入時30%の手数料
※30%のうち、28%はBURNされ2%はウォレットに所有しているGNANAホルダーへ自動的に分配される
・プールを移動するときに2%の手数料(預け時と引き出し時の両方)
・送金する場合2%の手数料
・GNANA→BANANAに戻すとき2%の手数料
これらのことから短期保有やプールの移動を繰り返す人には向きませんが、長期保有でどっしりと構えているホルダーにとっては素晴らしい機能だと言えます。
※ではここで問題です。
Q.100BANANAすべてをGNANAに交換し、その後何もせずすべてのGNANAをBANANAに戻しました。手元には何本のBANANAが残るでしょう。
いかがでしたか?ここまで理解できている方は購入に進んでも大丈夫だと思います。
IAOとは
IAOとは「Initial Ape Offering」の略です。
ApeSwapに新たにリストされるトークンをIAO用の固定価格で購入することができるイベントです。 新トークンをいち早く手に入れることで、より高い収益を期待することができます。
魅力的なプロジェクトが来た場合LPトークン、またはGNANAで購入申し込みが可能です。
IAOで提携したトークンはGNANAの専用プールにも登場します。
GNANAの購入方法
まずは、ApeSwapの公式サイトに入ります。
メニューから「ApeZone」に入ります。
※「GNANA」と表示されることもあります。
下にスクロールすると購入画面が出てくるので、GNANAの購入について理解できていたら赤枠のチェックを入れ、青枠に変換したい本数を入力後、緑枠の「BUY」を押します。
ガス代を確認し赤枠を押します。
これで購入完了です。ウォレット保管もよし好きなプールに入れるのもよしです。
GNANAのPolygon進出は?
現時点でGNANAのPolygon進出は考えていないとのことです。
第2回ApeSwapJAPANスペースAMAにて「GNANAのPolygon進出は考えているか?」という内容の質問をさせていただきました。
「ApeSwapの始まりはBSCであり、GNANAはその中で設計されたシステムです。やはり規模も大きいBSCが拠点になりますし、今後GNANAをPolygonに進出させる予定はありません。」とのことでした。
PolygonのGNANA機能は個人的に欲しかったですし、少し残念な気持ちもありましたが、ApeSwapらしい信念のある回答だなと感じました。
GANANA運用について
GNANAは動かすごとに手数料がかかるので賢く立ち回らなければ損をする可能性があります。
ここではGNANA購入後の立ち回り方について解説します。
預けるプールの選び方
預ける時に確認するポイントは「APR数、終了までの期間、プロジェクトについて」です。
APR数は高い方が当然おいしいですよね。また、GNANAのプールは期間限定であり終了期間が設けられているので、残りの期間をよく見てから預けないといけません。
理由は、期間終了時プールからGNANAを引き出さないといけません。期間終了間際に預けてしまうと預け時の2%+引き出し時の2%=4%の回収ができなく損をしてしまいます。
なので高APR+プール期間の長いトークンを選びましょう。
以下の画像はSKILLというトークンです。数日前までは700%を超える高APRで大変人気がありました。ですが終了期間まで2日しかありません。こういったプールには入れたらいけませんね。
最後に、プロジェクトについてですが、正直難しいです。
プロジェクトによっては価格が何倍にもなることがありますが、プロジェクトをリサーチしてこの先伸びるか見極めるのは至難の業です。
Twitterや公式ブログなどから、どういったプロジェクトなのかくらいは調べておいた方がいいと思います。
GNANAはプールを転々とすることができないため、しっかりとリサーチをかけてから預けましょう。
プールインとウォレット保管の使い分け
基本的にはプールにインしておけばいいと思いますが、人気のあるプールが終了期間を迎えるとGNANAの大移動が起こるので、少し早めにプールから出しウォレット保管にしておくことでGNANAの配当がたくさん貰える場合があります。
またIAOの開催時にもこういった現象が見られますので、自分のGNANAの状況を見ながら判断されるといいかと思います。
最後に
GNANAは上級者向きなトークンですが、BANANAをガチホしていてGNANAについて正しく理解された方にとってはとてもおいしいトークンになります。
GNANAはキャピタルゲインに加えインカムゲインも狙えます。DeFiなので当たり前ではありますが、、
キャピタルゲインとは保有しているトークンを売却することによって得られる売買差益のことです。
インカムゲインとはトークンを保有している間に得られる収益のことです。(DeFiで得た利子など)
ApeSwapのプロジェクトを信頼していれば、GNANAに変えた人も多いと思います。
ただ、手数料の手前もありますので、しっかりと考えてからの変換をおすすめします。